こんにちは、このサイトの案内役のもちこです。(もちこってだれ?)
「がっしり体型の女子って、恋愛で不利なの?」
検索すると出てくるのは、「むっちり女子がモテる理由」「骨格ストレートに似合うスカートの選び方」。
肉感が好きな男性は多いよ、とか、この形のスカートなら太ももが目立たないよ、とか。
うん、どれも本当だと思う。服の選び方が分かると、ちょっと気持ちが軽くなるのも分かるの。
でもね、そういう記事を読んでも、なかなか動けない人がいると思うんだ。
「どうせ私は、ごっついし」
そうやって、恋愛のスタートラインに立つ前に、自分から一歩下がっちゃう人。
男性の好みや骨格の分類が分かっても、この「一歩下がる気持ち」のほうは、置いてきぼりなんだよね。
今日紹介するのは、Mオフィスさんの体験談です。
学生時代はソフトボール部。太ももやお尻がしっかり育って、足を出す勇気がないままパンツ姿で過ごしてきた女性が、ある人に出会うお話です。
体験談:ずっとパンツ姿だった「体育会系むっちり女子」の恋(Mオフィスさん)
※Mオフィスさんの体験談(当時の話)です。
「むっちりで女の子にしては『ごっつい』かな?」
私 27歳 雑貨店で働いて4年目。国内の商品、インポート物などの商品を扱っている店である。趣味の雑貨アイテムを扱えるという事で、今の仕事には満足している。
将来はフリーのバイヤーとして、海外の仕入れなどをしながら生活出来たらと夢を持っている。
店の内容的に平日に休みとなる為、友人達から「○×○で、土曜日に女子会しよう?」と誘われても都合がつかず、「○△は平日が休みなんだものね、週末は空かないってことね。残念、次の機会には」と、付き合い悪い?かなってちょっと不満でもある。しかし、月一回は平日と土曜日の連続休日を取れる事になり、「○△に合わせてセッティングするね。」と友人達も配慮してくれる。なんと良い友だろうか。
そうは言っても27歳と言えば、適齢期、結婚とか考えない訳でもない。家庭を持つっていう憧れもある。
27歳 結婚して子どもも居る人もいるし、女子会の友の中にも今年中にゴールインする子もいる。
今、付き合っている人はいない。仕事に夢中な事もあるが、自分の体型にコンプレックスを持っていたから。恋愛には億劫になっていた。むっちりで女の子にしては「ごっつい」かな?と自分では思っている。
学生時代はソフトボール部で、青春をボールと共に過ごした。おかげで筋肉質で太ももや臀部がしっかりと発達してしまった。足を出す勇気もなくほとんどパンツ姿で今日まで来た。
「僕も体育会系だったので、わかります。」
ある日、店の取引先に私の店に担当になったという、バイヤーさんが挨拶に見えた。ガッチリとした身体の笑顔のさわやかな男性であった。「今度、こちらの担当になりました。どうぞよろしく。」
「○×さん、スポーツしてたんでしょう?」商談の間に聞かれ、「あっ いえ、ソフトボールを‥」と言いかけた時、「僕も体育会系だったので、わかります。」「よかったら、今度の土曜日にうまいツマミが評判の居酒屋行きませんか?」なんと、誘われたのである。
丁度次の金曜と土曜は連休が取れる。「はい、美味しい物大好きです!お誘いありがとうございます」と弾んで返事をしている私がいた。
彼は30歳 独身 仕事を極める為に海外生活の経験もあり、2年前に日本に帰って来たとの事。
「僕は後二、三年先をめどに独立したいと考えているんだ。もちろんバイヤーとしてね。」「あれっ 私と夢が同じだ。」と頷いて聞いていた。
「こんなこと言ったら可笑しいでしょうが、○×さん、僕と真剣な交際してくれませんか?」と彼から告白された。騒がしい居酒屋が一瞬静まりかえったように私は思った。
「今の○×さんがいいんだからね。」
もちろん、断る理由はなかった。彼には好感を持っていたし、でも「独身でも彼女いないとかはないよなー」などと勝手に想像していた。
「痩せぎすのスタイルだけを気にする様な線の細い人は苦手なんだ。」スポーツしていた彼は私の体型など全く気にしない。「パンツも似合うけど、ロングスカートもいいんじゃない?」と女性らしいファッションのヒントも進言してくれる。
「そうだ、後3キロダイエットすれば、太もも細くなるかな。」とメリハリのあるむっちりな私を目指そうと、努力したいと考えている。その後、交際は順調に進み、「ダイエットもいいけど、ガリガリにはならないようにね。今の○×さんがいいんだからね。」と彼がすかさず言った。
そうです。ここは彼の部屋です。現在、「結婚に向け、準備中なのである。」二人の共通の夢である「海外に飛び出すバイヤー」もきっと叶えてみせますよ。

「彼女いないとかはないよなー」って、告白される前から勝手にあきらめてるところ、分かりすぎて笑っちゃった。
「後3キロ」って言ったそばから、彼が「ガリガリにはならないようにね」って、すかさず止めてくれるのもいいよね。
しかも二人の夢がおんなじ。読んでて、ずっとにこにこしちゃったよ。
監修解説:「ごっつい私」が、恋愛から一歩下がってしまう理由

ダイキ先生、Mオフィスさん、仕事も友達も大事にしてて、すごくすてきな人なのに。どうして恋愛だけ「億劫」になっちゃってたのかな。

体験談のはじめで、Mオフィスさんは「ごっつい」かな? と、自分に点数をつけています。誰かに言われた言葉ではなく、自分でつけた点数です。今日はそこから見ていきましょう。
誰にも言われていない「ごっつい」
この体験談には、Mオフィスさんの体型を悪く言う人が一人も出てきません。
友達は休みの日に合わせて女子会を開いてくれるし、彼は体型を気にしないどころか、「線の細い人は苦手なんだ」と言っています。
それでもMオフィスさんは、「むっちりで女の子にしては『ごっつい』かな?」と、自分で点数をつけて、恋愛を億劫にしていました。
体型のコンプレックスは、誰かに言われた一言から始まることもありますが、雑誌やテレビ、まわりと比べるうちに、自分の中でだんだんできあがっていくことも多いと言われます。
そして、自分でつけた点数ほど、だれも訂正してくれません。言われていないので、言い返す相手もいないからです。
先にあきらめておくと、傷つかずにすむ
告白されたときも、Mオフィスさんは「独身でも彼女いないとかはないよなー」と、勝手に想像していました。
期待しなければ、がっかりもしない。先にあきらめておくのは、自分を守るための、とても自然なやり方です。
ただ、このやり方を続けていると、恋愛の入り口に立つこと自体を、自分で後回しにしやすくなります。
「仕事に夢中だから」も本当、「体型にコンプレックスがあるから」も本当。どちらも本当のときほど、後者のほうは見えにくくなるものです。
Mオフィスさんが「仕事に夢中な事もあるが、」と、自分で二つを分けて書いているのは、とても正直で、大事なところだと思います。
彼が見ていたのは、体型ではなく「過ごしてきた時間」
「○×さん、スポーツしてたんでしょう?」
「僕も体育会系だったので、わかります。」
彼の最初の言葉は、体型の評価ではありませんでした。
Mオフィスさんにとっては「発達してしまった」コンプレックスの体でも、同じようにスポーツをしてきた人から見ると、「青春をボールと共に過ごした」時間が見えたのかもしれません。
体は、その人が何に打ちこんできたかの記録でもあります。
自分では「ごっつい」としか見えなくても、別の人には「がんばってきた人だな」と見えていることは、よくあることです。
彼がどう感じていたかを決めつけることはできませんが、少なくとも最初の一言は、二人の「共通点」として届いていました。
「ロングスカートもいいんじゃない?」は、隠す服以外の選択肢
足を出す勇気がなくて、ずっとパンツ姿。
体型を気にする人にとって、服は「好きなものを着る」より先に「目立たせないもの」を選ぶ道具になりやすいです。
彼の「パンツも似合うけど、ロングスカートもいいんじゃない?」は、パンツ姿を否定せずに、選べる服を一つ増やす言い方でした。
「隠さなきゃ」で決めていた服に、「着てみたい」で選ぶ道ができると、おしゃれは少しずつ楽しみに戻っていきます。
もちろん、パンツが好きならパンツでいいんです。
大事なのは、スカートをはくことではなく、「体型のせいで選べない」と思っていた服を、自分で選び直せるようになることです。
「後3キロ」と「ガリガリにはならないように」
好きな人ができると、「もっとすてきになりたい」と思うのは自然なことです。
Mオフィスさんの「メリハリのあるむっちりな私を目指そう」も、前向きな気持ちから出た言葉だと思います。
ただ、「細くなれば」と体の数字だけに目が向くと、どこまで行っても「まだ足りない」と感じやすい、とも言われます。
そこで彼がすかさず言ったのが、「ダイエットもいいけど、ガリガリにはならないようにね。今の○×さんがいいんだからね。」でした。
体のことをどうするかは、最後はMオフィスさん自身が決めることです。
でも、「好かれるために、今の自分を削らなくていい」と、相手のほうから先に言ってくれた。この一言で、Mオフィスさんの「ごっつい」という点数は、少し書きかえられたのではないでしょうか。
体型を理由に、恋愛を後回しにしているかもと思ったら
- 「ごっつい」「太い」など、自分につけている点数を書き出してみる。それが、誰かに言われた言葉なのか、自分でつけた言葉なのかを分けてみてください
- 体のことを、見た目だけでなく「何をしてきた体か」で言いかえてみる。スポーツ、仕事、子育て……。その体で過ごしてきた時間があります
- 服は、「隠す服」と「着てみたい服」を一枚ずつ並べてみる。着るかどうかは、そのあとで決めて大丈夫です
- 誘われたり告白されたりしたときは、「どうせ」と先回りする前に、まず一度「ありがとう」と受け取ってみる。相手の気持ちは、そのあとの言葉や行動で、ゆっくり確かめていけばいいんです
コンプレックスは、なくそうとしなくて大丈夫です。
「それがあっても、恋愛のスタートラインには立っていい」と思えたら、それだけで十分な一歩です。
監修:ダイキ先生(上級心理カウンセラー)/プロフィール
もちこからの一言
「どうせ私は」って一歩下がるの、自分を守るためなんだよね。
でも、下がったままだと、Mオフィスさんの彼みたいな「わかります」って言ってくれる人とも、すれちがっちゃうかもしれない。
パンツでもスカートでも、そのままのあなたで、スタートラインに立ってみてね。
Mオフィスさん、ソフトボールの青春から、二人の夢まで、まっすぐなお話を聞かせてくれてありがとうございました。


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