こんにちは、このサイトの案内役のもちこです。(もちこってだれ?)
妊娠して、体がどんどん変わっていく。
「旦那さん、今の私のこと、どう思ってるんだろう」って、ふと不安になる夜があるよね。
検索してみると、出てくるのは「妊娠中に夫にしてもらって嬉しかったこと」や「太ったと言われてつらかった」という声、それから「産後も女性らしさを保つ努力を」というアドバイス。
うん、どれも大事なことだと思う。
体調を気づかってもらえるのはうれしいし、太ったと言われて傷つくのも、本当のこと。
でもね、ここにはあまり書かれていないことがあるの。
体が変わっていくのを、いちばん近くで見ている人の目も、いっしょに変わっていくことがあるってこと。
今日紹介するのは、Radyさんの体験談です。
もとは細い方だったRadyさんが、結婚と妊娠でまるまるした体になっていったとき、「元々細い子が好み」だった旦那さんが見せた、意外な姿のお話です。
体験談:「元々細い子が好み」だった旦那さんが、臨月の私を抱きしめる日(Radyさん)
※Radyさんの体験談(当時の話)です。
結婚して5キロ、妊娠してプラス10キロ
もともとは細い方でしたが、結婚してから5キロ太り、妊娠してプラス10キロ太りました。
もう体は重く、ぽっちゃり体型になりました。
顔も丸くなり、妊娠したので余計に腰回りやお腹はもちろんラブハンドルもつき、全体的にまるまるした体つきになりました。
外へ出たくないし、服も着れなくなり、疲れるのは当たり前です。
でも、妊娠しているからしょうがない、今だけって思って自分では頑張っています。
「太ったよね?」「しょうがないじゃん」
旦那も、徐々に太っていく体を見ているけれど何もいいません。
太ったよね?と聞いても、しょうがないじゃんって言ってくれます。
それに甘えてしまって妊娠の食欲からまた体重が増えてしまいました。
もうすぐ臨月になります。
体が破裂しそうになるくらいお腹がでている状態。
「もうすぐでこの体とさよならかぁ~」
旦那は、その体に対してかわいいと言ってくれます。
腰回りにもついたけれどラブハンドルを触りながら、「もうすぐでこの体とさよならかぁ~」と愛おしそう。
意外でした。
ムチムチした体になっていった私に対してとてもうれしい発言。
二の腕もムニムニ触られます。
元々細い子が好みだった旦那ですが、妊娠しているからなのか、後ろから見る私の姿をギュッと抱きしめる回数が増えました。
本当に、とても増えました。
痩せるのがもったいないかなとも思います。

「本当に、とても増えました」って、2回重ねて書いてあるところ、読んでいてにやにやしちゃった。
Radyさん、本当にうれしかったんだね。
監修解説:好みのタイプより、いっしょに過ごす時間が見る目を変える

ダイキ先生、旦那さんは「元々細い子が好み」だったんだって。なのに、まるまるしていくRadyさんを、前よりたくさん抱きしめるようになったの。好みって、変わるものなのかな。

Radyさんが「意外でした」と書いているところが、まさにその答えになっていると思います。「好み」と、目の前の人を見る目は、同じものではないことが多いんです。順番に見ていきましょう。
「何も言わない」は、不安になりやすい
体験談の最初のころ、旦那さんは「徐々に太っていく体を見ているけれど何もいいません」。
何も言われないのは、責められるよりはずっといいことです。
でも、体が変わっていく本人にとっては、「本当はどう思っているんだろう」と、かえって気になってしまうこともあります。
相手の沈黙は、見えないぶん、自分の不安で埋めてしまいやすいんです。
Radyさんは、そこで自分から「太ったよね?」と聞いています。
返ってきたのは「しょうがないじゃん」。
聞いてみたことで、沈黙の中身が「気にしていない」だったと分かりました。
気になっていることは、こわくても一度言葉にして聞いてみる。
答えが分かると、ひとりで想像して落ちこむ時間が、少し減ることが多いです。
「好み」は、出会う前のものさし
旦那さんは「元々細い子が好み」だった、とRadyさんは書いています。
好みのタイプは、まだ知らない人を見るときの、ざっくりしたものさしのようなものです。
いっしょに暮らし、毎日顔を合わせるようになると、そのものさしより「この人だから」という見方のほうが大きくなっていく、と言われます。
臨月の体を「かわいい」と言い、ラブハンドルを触りながら「もうすぐでこの体とさよならかぁ~」とさみしそうにする。
ここで旦那さんが見ているのは、「細いかどうか」ではなく、今のRadyさんの体そのものなんだと思います。
抱きしめる回数が増えた理由を、Radyさんは「妊娠しているからなのか」と書いています。
本当の理由は、旦那さんにしか分かりません。
ただ、体が変わっていく時期をいっしょに過ごしたことが、旦那さんの見る目を変えていった、と考えることはできそうです。
「甘えてしまって」と、自分を責めなくていい
Radyさんは、「しょうがないじゃん」の言葉に「甘えてしまって」体重が増えた、とも書いています。
妊娠中の体重のことは、体と赤ちゃんの健康にかかわるので、ここでは良い・悪いを言いません。
気になるときは、健診でお医者さんや助産師さんに相談してみてください。
そのうえで、心のほうについてだけ。
相手のやさしい言葉に気持ちがゆるむのは、「甘え」というより、安心できている証拠でもあります。
妊娠中は、体も気持ちも大きく揺れる時期です。安心できる人がそばにいることは、それだけで支えになります。
「痩せるのがもったいない」と思えたこと
体験談の最後の一文は、「痩せるのがもったいないかなとも思います」。
「外へ出たくない」「服も着れなくなり」と書いていたRadyさんが、最後には自分の体を「もったいない」と思えるようになっています。
これは、体重の話というより、自分の体の見え方が変わったという話だと思います。
産後の体は、まずは回復がいちばんです。
体型をどうするかは、体が落ち着いてから、自分のペースで決めていけば大丈夫です。
大切なのは、「この体の私も、大事にされていた」という記憶が、Radyさんの中に残ったことなんです。
体が変わっていく時期に、パートナーと話すなら
- 気になっていることは、「太ったよね?」のように短くていいので、一度聞いてみる。沈黙の中身は、聞いてみないと分かりません
- 返ってきたやさしい言葉は、「本当かな」と疑う前に、まず受け取ってみる
- 「かわいい」「さみしい」のように、相手が今の体に向けてくれた言葉を、覚えておく
- 体重や体調のことは、ひとりで抱えずに、健診でお医者さんや助産師さんに相談する
体が変わっても、いっしょにいる時間の中で、見る目はちゃんと育っていきます。
Radyさんの旦那さんの「さよならかぁ~」は、そのことを教えてくれているように思います。
監修:ダイキ先生(上級心理カウンセラー)/プロフィール
もちこからの一言
体が変わっていくのは、こわいこともあるよね。
でも、その体を「かわいい」って抱きしめてくれる人が、いちばん近くにいることもあるんだよ。
Radyさん、臨月目前のあったかいお話を聞かせてくれて、ありがとうございました。


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