こんにちは、このサイトの案内役のもちこです。(もちこってだれ?)
「ぽっちゃりって、体重何キロ?」
挨拶もなしに、これだけ。 出会い系やマッチングアプリで、こんなメッセージが届いたことはないかな。
腹が立つし、ちょっと傷つくし、「やっぱりぽっちゃりは不利なのかな」って思っちゃうよね。
それで検索してみると、出てくるのは「ぽっちゃり女子と出会えるアプリ〇選」みたいな、ぽっちゃり女子に会いたい男性向けの記事ばっかり。 アプリの比較が役に立つこともあるよ。でも、こっちが知りたいのはそこじゃないんだよね。 失礼なメッセージを受け取った側は、それをどう受け止めて、どうしたらいいの? そこに答えてくれる記事が、ほとんど見つからないの。
今日紹介するのは、出会い系で恋活をしていた、ももゆきさんの体験談です。 届いたのは、まさにあの1行。ももゆきさんがどうしたのか、そのあと何に気づいたのか、読んでみてね。
体験談:出会い系で届いた「残念な1行メール」(ももゆきさん)
※ももゆきさんの体験談(当時の話)です。
最初の残念な1行メール
10代の頃は、水泳部でガッツリ泳いでいた私。 肩を壊してから部活はやめましたが、「楽しんで泳ぐ」ことはやめられませんでした。サービス業をしていた20代半ばまでは、仕事が休みの時に、スポーツジムに週2で通って、泳ぐことでストレスを発散していました。
でも、20代後半、転職して派遣社員として、一般事務や受付の仕事を始めてから、ストレスは食欲に向かうようになってしまいました。 元々、チョコレートが大好きだったので、たくさんの種類のチョコレートをちょっとずつ買っては、食べ比べみたいにしていました。そうして、気付けば「ぽっちゃりさん」になっていた私。元々やせ型だったものの、スポーツジムにも行かなくなり、運動量が格段に下がったことで、基礎代謝が下がったのでした。
それでも、いわゆる「アラサー」に突入して、それなりに焦っていた私は、まず「恋活」しようと思い、とある出会い系サイトに登録しました。インドア派でインターネットが大好きだったので、出会い系での「恋活」は、私にぴったりでした。
登録すると、その日のうちに20通以上のメールが届きました。 1行メールは論外なので、無視していました。でも、毎日のように同じ男性から、しつこく1行メールが届いていたことがあり、困っていました。
ある日、しつこい男性から、相変わらず何の挨拶もなく、ただ1行「ぽっちゃりって、体重何キロ?」と……。
このメールを見た時は、がっかりしましたが、逆にかわいそうだなぁとも、思いました。だって、自分がどれほど失礼なことをしているか、分かっていないのですから。
一瞬、「あなたかわいそうですね」と、1行で返そうかとも思いましたが、やめました。自分が嫌な思いをしたからといって、同じことを返すのは、大人げないと思ったので。 その男性のことは、そっとサポートに通報して、ブロックしておきました。
出会い系に登録すると、女性はものすごい量のメールを受け取ると聞いていたのですが、こういうメールも来るのだなぁと思った、最初の出来事でした。
送ってくる男性は、2種類だった
「アラサー」と、自虐的に言える時期も、そこそこになってしまい、「むっちり体型」の私は、焦っていました。あまり積極的に物事を運んで行けるタイプでないのと、出会い系でメールを送って来る男性のタイプは、2種類に分けられることが分かったからです。
片方は、遊び半分で「出会いがあればいいや」と、モニターのこちらに本物の女性がいることを、忘れてしまっているタイプ。もう片方は、真剣に出会いを考えて、モニターのこちらの女性を大切にしてくれるタイプです。 そして、後者には、本当に稀にめぐり会える程度でした。
プロフィールに、正直に「ぽちゃ子です」と書いて、嫌な思いをしたことも数知れず。そんな中で、真面目な男性に出会えることは、貴重でした。 しかも、「『ぽちゃ子さん』好きなんです」とか、「『むっちり』体型の女性が理想です」とか言ってくれるのは、嬉しかったです。 「『ぽちゃ子』でも、普通の恋愛が出来るかも知れない。一般女性と同じ恋愛が、出来るかも知れない」。そう思えるだけで、ぽっちゃり女性としては、しあわせなことですから。
でも、実際に連絡を取り合ううちに、自然消滅する男性も、たくさん居ました。やっぱり、「結婚を視野に入れたお付き合い」に発展させるのは、なかなか難しいことなんだなぁと思います。
無料のサイトから、有料のサイトへ
インターネットを使って、初めの頃は無料の出会い系サイトで「恋活・婚活」をしていたのですが、そのサイトは無料だけあって、ひやかしや暇つぶしが多かったのか、約束してもすっぽかされる、ということがありました。
週のなかごろに、待ち合わせの時間や場所を調整して、週末に実際に相手の男性と会うというパターンが多かったです。でも、実際に約束した時間、場所に行っても相手の男性は見当たらず、1時間待っても2時間待っても、現れない……そんなこともありました。
また、体の関係だけが目的でそのサイトを利用している男性も、実際にはかなりいて、真面目な出会いを求めていた私は、嫌な思いもたくさんしました。 それで結局、有料の出会い系サイト……というか、お見合いサイトのようなところに登録しました。

「あなたかわいそうですね」って1行で返そうとして、やめたところ。ここ、私はかっこいいなって思っちゃった。 言い返したくなるよね、ふつう。
それと、「モニターのこちらに本物の女性がいることを、忘れてしまっているタイプ」っていう言葉。 あの1行メールの正体って、これなんじゃないかな。
監修解説:あの1行は、あなたの価値を測ったものではありません

ダイキ先生、あの1行って、どういうつもりで送ってくるんだろう? もらった側は、どうしたらいいの?

いきなり体重だけ聞かれたら、モヤモヤしますよね。送る側で何が起きているのかを、順番に見ていきましょう。
「体重何キロ?」には、あなたへの関心がほとんど入っていません
挨拶なし、名前なし、1行だけ。 こういうメッセージを送る人は、同じような文面をたくさんの相手に送っていることが多いです。返事が来た人とだけ話を進める、いわば「ふるい」のようなものです。
ふるいに使うのは、いちばん手間のかからない質問です。体型の数字は、相手のプロフィールを読まなくても聞けます。 つまりあの1行は、あなたを見て書かれたものというより、誰にでも投げている網の一部だと考えられます。
ももゆきさんの「モニターのこちらに本物の女性がいることを、忘れてしまっているタイプ」という言葉は、この状態をとても正確に言い当てています。顔が見えない画面越しのやり取りでは、相手が自分と同じ人間だという感覚が薄れやすくなります。対面なら言わないことを、文字だと平気で送ってしまうのはそのためです。
ですから、あの1行を受け取って「やっぱりぽっちゃりは不利なんだ」と、自分の価値を決めてしまう必要はありません。あの質問が映しているのは、あなたの価値ではなく、送り主の向き合い方です。
ももゆきさんの対応は、そのまま手本にしていい
ももゆきさんがしたことは3つです。
- 同じ調子で言い返さなかった(言い返すと、相手のペースでやり取りが続いてしまいます)
- 運営に通報した(同じ人が、ほかの女性にも同じものを送っている可能性が高いからです。通報は、自分のためだけでなく次の誰かのためにもなります)
- ブロックした(体重を答える必要も、なぜ失礼かを説明する必要もありません)
傷ついた気持ちはそのままでいいんです。そのうえで、相手に時間を使わない。これがいちばん自分を守れる対応です。
真剣な人と「網を投げている人」の見分け方
ももゆきさんが気づいた「2種類」は、最初のメッセージにかなり表れます。
- 挨拶と名前がある
- あなたのプロフィールに書いたこと(趣味や好きなもの)に触れている
- 質問が体型ではなく、あなた自身のことになっている
- 会う約束を急がない
反対に、最初から体型や写真、会う日取りの話ばかりの人は、いったん距離を置いてよいサインです。
「ぽっちゃり」と正直に書いたことは、間違いではありません
ももゆきさんは、プロフィールに正直に「ぽちゃ子です」と書いて、嫌な思いもたくさんしています。 それでも、その正直さがあったからこそ、「ぽちゃ子さんが好き」と言ってくれる人に出会えています。正直なプロフィールは、失礼な人を呼んでしまうこともありますが、同時にあなたをそのまま受け止める人を見つけるための目印にもなります。
疲れたら、自分ではなく「場所」を見直す
失礼なメッセージやすっぽかしが続くと、つい自分の体型に原因を探してしまいます。でも、ももゆきさんの体験のように、場所の影響が大きいことも少なくありません。 登録が手軽な無料のサービスほど、ひやかしや体目的の人が混ざりやすい傾向があると言われます。
- 本人確認がある
- 恋活・婚活など、利用する目的がはっきりしている
- 通報やブロックの仕組みが整っている
こうした場所を選び直すのも、自分を守るための立派な方法です。ももゆきさんも、無料のサイトから有料のサイトへ移っています。

変な人が多い場所で消耗するくらいなら、最初から真面目な人が集まる場所を選び直すのがいちばん!
30代以上の落ち着いた大人が多くて、女性は完全無料で使えるから、場所を変えたい人は一度のぞいてみてね。
失礼な1行は、あなたが恋をしてはいけない理由にはなりません。
監修:ダイキ先生(上級心理カウンセラー)/プロフィール
もちこからの一言
体重を聞いてくる人に、答える義務なんてないんだよね。 通報して、ブロックして、次へ。それで大丈夫。 ももゆきさん、大切な体験を聞かせてくれてありがとうございました。
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